パナソニックが昨日(10月18日)、3,000人近い既婚男女を対象に行なった、夫婦の家事分担に関する調査結果を発表しました。それによると、共働き夫婦であっても、家事の8割は妻が担っていることがわかります。共働きでこの数字とは、ちょっと驚きですね!これは、(別の調査データですが)専業主婦家庭の結果とほとんど同じ数字です。
夫と妻の労働時間や仕事の負担の大小など、家庭によって事情は様々でしょうから、夫婦のそれぞれが納得できているのなら、どちらがどれだけ負担しても何の問題もないのでしょうが、この調査からは、多くの妻が疲れを感じていて、もう少し夫に協力してほしいと不満を抱えていることも伺えます。
家庭が、夫と妻のどちらにとっても居心地のいい場所であるためには、お互いが相手のことを思いやる気持ちが大切なのは言うまでもありません。そのうえで、つらいと思っていることや、こうしてほしいと思っていることがあるなら、正直に相手に伝えて話し合える関係であることも同じくらい大切です。我慢のし過ぎはよくありません。そして、なにかをしてもらったときには感謝の気持ちを忘れずに、ちゃんと「ありがとう」を伝えましょうね。二人に、「考えて、話し合って、解決していこう」という姿勢があれば、どちらか一方だけに、不満が溜まっていくということはないはずです!
これからパートナーを見つけ、新しい家庭を築いていかれるみなさんも、「夫がたくさん稼いであたりまえ」「妻が家事をしてあたりまえ」と決めつけずに、いまの自分にできることはなにか、二人にとって理想の形はどうなのか、それぞれが真剣に考えて、じっくりと話し合ってくださいね。そうして、二人にとって居心地のいい快適な場所をつくってください♪