オーストラリアで大人気のTV番組『Married at First Sight』を知っていますか！？
なんとも驚きなことに、番組のタイトル通り、初対面で結婚してしまうのです。正式な結婚というわけではありませんが、挙式と１週間の新婚旅行を経て、更に７週間の同居をするのです。
博士号を持つ心理神経療法家や心理学士号を持つ恋愛コンサルタントといった、権威ある専門家たちが、独身参加者の性格や思考、異性の好みやこれまでの恋愛経験など、かなり詳細なデータを分析し、科学的にマッチングを行い、11組のカップルを誕生させ、合計８週間の生活をしてもらい、さてどうなるか？という実験的リアリティ番組というわけです。
婚活サービスに従事する者として、なによりも気になるのは、その後の結果です。一流の専門家たちが、詳細なデータを分析し、マッチングを行って誕生させたカップルたちが、その後正式な結婚に至ったのかどうか。
これまで５年間毎年放送されてきて、現在も続いているカップルは、１組のみ。そして、結婚に至ったカップルは今のところゼロのようです。
ここのところ、婚活業界のみならず、様々なシーンでAIの導入が盛り上がってます。今回はAIでこそありませんが、科学的なマッチングというものが、恋愛などの人間関係においては、あまりあてにならないのでは？と思わせる結果となりました。
やっぱり、自分で会って会話をして、一緒にいて居心地がいいのかどうかを確かめて、惹かれるものがあるのであれば、しばらくお付き合いしてみて、そうやって相性を確かめていくのが、地道で確実な方法なのではないかと思います。
そんな出会いをしてみたいと思ったら、カゼミチのドアをノックしてみてくださいね♪