お見合いのファッション(女性編)

一般的に男性よりもファッションに感心の高い女性ですが、お見合いに着る服装には頭を悩ませてしまいますよね。
ご両親が同席するような形式ばったお見合いのように、着物やフォーマルを着ることはまずありません。
かといって、あまりカジュアルすぎては気持ちが伝わらないかもしれないし、ましてや近所のスーバーに行くような普段着ではお相手に失礼です。

では、どんな服装が、お見合いの席で人気が高いでしょうか。

1、女性らしい服装
なんといっても、1番のキーワードは「女性らしさ」です。
お見合いで、「お付き合いしてみたいなあ」「奥さんにしたいなあ」と思ってもらうには、女性として意識されなくては始まらないからです。
女性らしいというのは、身体のラインを強調したり、丈の短いスカートをはいたり、胸元の大きく開いた服を着たりして、色気を出すということではありません。
あくまでも「品よく」です!
コーディネートに悩まずに、簡単に女性らしくなれるもののひとつがワンピースです。
もちろんブラウスとスカートでもいいし、やわらかい印象のスーツでもいいと思います。パンツが好きという男性もいますが、圧倒的にスカート派が多いですね。
さらに、素材や色や柄でも「女性らしさ」を演出しましょう。

2、【素材】やわらかさを出して
ワンピースでもブラウスでも、やわらかさを感じる素材、ふわっとしたラインが、女性らしさを感じられますね。
シフォン系の素材や、最近流行りのテロッとした素材(「とろみブラウス」といったりするそうですね)はとても女性らしいと思います。ポリエステルでも、女性らしいものはたくさんあります。

3、【色】明るい色で♪
お見合いで、男性受けがいいのは、やはり明るい色です。白や淡いピンクや淡い黄色など、明るくてでも派手すぎない、女性らしい色が人気です。
反対に、黒やグレーなどは、シックで素敵ではありますが、お見合いではあまり人気がありません。
「暗い性格」とか「硬くてとっつきににくい性格」といった印象を持たれがちなのと、威圧感を与えてしまうこともあるようです。

4、【柄】品よく華やかに♪
もちろん無地が一番無難ですし、お相手の好みに左右されず受け入れてもらいやすいし、オススメです。
ただ、控えめな花柄なんかは、やはり女性らしさを感じやすいのでしょう、割と人気が高い気がします。

5、まとめると
以上をまとめると、やわらかくて明るくて華やか、そんな女性らしいファッションがお見合いでは好まれるということになりますね。
そして、あくまでも品よくです。派手すぎたり、肌の露出や身体のラインの強調が過多なものはNGです。
また、キャリアウーマンを思わせるシャキっとしたシャツやスーツ、メンズライクなカジュアルなども、あまり好まれません。やっぱり男性は「女性らしさ」を求めているんですね。

6、どうしてもモノトーンしか着られない人は
黒やグレーは合わせやすいので、それしか持っていないという人、どうしても明るい色には抵抗があるという人は、なんとかがんばって全身を黒や濃いグレーや濃い茶色でまとめるのだけは卒業してみませんか。上下のどちらかでもいいので、少し明るい色を取り入れてみましょう。
それもどうしても...というひとは、例えば黒のワンピースに、コーラルピンクだったり華やかな花柄だったりのストールを巻くなどしてみると随分印象が明るくなると思います。コーラルピンクは、落ち着いた色みのピンクなので、年代やタイプを問わず、合わせやすいピンクです。落ち着いた中にも充分に女性らしいかわいらしさがあります。

7、部屋着のような普段着だけはやめましょう
「飾らない」とか「自分らしい」をはき違えてしまう人がたまにいます。
TPOにあった最低限の服装をすることは、マナーです。
それすらも怠るのは、お相手に対してとても失礼です。
これから恋をするかもしれない、もしかしたら結婚するかもしれない、そんな相手と初めて会うのに、スーパーへ行くのと同じ格好では、こちら側の誠意を疑われても仕方がありません。
はりきりすぎる必要はないですが、少し気をつけてみてください。

いつもより、ちょっぴり女性らしさを意識することで、自分自身のテンションも上がって、より楽しいお見合いに、そしてよりよい出会いになると思いますよ!