今年の秋に、婚活をテーマとする映画『こいのわ 婚活クルージング』が公開されるそうです。
実在する広島県庁の婚活事業「こいのわプロジェクト」がモデルになっていて、映画の舞台も広島県なんだそうです。
県や自治体による婚活事業については、ここのところ新聞でよく目にします。
たとえば、2000年以降ほぼすべての都道府県が婚活事業を実施したが、延べ約60万人が利用して、わずか7000組しか成婚がなかったというニュース。
また、千葉県浦安市では、いままで行ってきた婚活事業を、「効果が見えない」という理由で中止したというニュース。
どちらもここ約3週間のニュースです。
私はどちらのニュースも、「そうでしょうねえ。縁結びってそんなに簡単なことじゃないから。」なんて気持ちで見ていました。相性の良さそうな人同士を引き合わることも、一定以上の成果を出すことも、結構大変なんです。本当に、手間暇と労力がかかります。
映画化という形で注目されることになった広島県のこのプロジェクトの内容や成果は、いかがなものなのか、気になりますね。
また、この映画の主人公は65才と、カゼミチでも大活躍の年代。シングルマザー、トランスジェンダー、晩婚化や少子化、離婚率や生涯未婚率の上昇など、日本が抱える問題を問いかけていくというこの映画が、中高年の婚活をどんな風に描くのか、楽しみです。