「人生100年時代」といわれるようになりました。
流行語大賞にノミネートされたこともあり、あちこちでこの言葉を見かけますね。
一般的に、残りの人生の長さを想像するとき、平均寿命とされる約80年から現在の年齢を引いて考えることが多かったですから、そこへ20年加算した年月のイメージは、なんだか圧倒的な長さである気がします。
たとえば60才で定年したときに、「人生あと20年」なんて言っていたのが、実はあと40年。40年というのは、大卒で就職して定年まで働く期間よりも長いですよね!右も左もわからない初々しい新人だったころから、徐々に任される仕事も増え、次第に責任ある立場になっていき、部下ができ、「おつかれさまでした」と言われて定年を迎えるくらいの長さの人生が、定年後に待っているというわけです。
カゼミチには60代の方も多く相談にみえますが、ときどき「もう60代だから、いまさら結婚なんてとも思う」というセリフを耳にします。それは、照れ隠しのようでもあり、半分は諦めのようにも聞こえます。でもこれって、20代の人が、就活に際し「もう20代だから、いまさら就職なんて」と言っているのと同じです(もちろん、前者のセリフには、長さだけの問題ではなくて、恋愛や結婚に不向きな年齢なのではないだろうか、といった不安も含まれているわけですが)。
60代の方にとって、これからの40年という年月、日々の食事を美味いだ不味いだと言い合ったり、テレビを見て感想を言い合ったり、たまには共に旅をしたり、寝込んだときには看病し合ったり、そんなお相手がいることの意味はとても大きいはずです。
幸いカゼミチには、60代の独身男女が多く登録されています。そんななかから気の合うパートナーと出会うべく、一度足を運んでみてくださいね。