カゼミチのお休みの日に、加藤カウンセラーと、京都に行ってきました。
JR岡山駅から新幹線で1時間です。
京都駅からは地下鉄を利用して四条まで行き、四条通りを散策しながら目的地の『建仁寺』へと向いました。
この通りの先に、京都最古の禅寺『建仁寺』があります。
『建仁寺』の正門です。
私達は、本坊、方丈、法堂(はっとう)を見学しました。(拝観料¥500)
国宝の風神雷神図屏風です。
日本の貴重な文化財の中には、海外に渡った作品や、国内にあっても鑑賞の機会が限られている作品が数多く存在し、歴史教育の現場で生きた教材として使えるようにと「綴プロジェクト(文化財未来継承プロジェクト)」を立ち上げ、オリジナル文化財の保存と高精細複製品を活用しているそうです。
重要文化財 建仁寺方丈障壁画
5年の歳月をかけ、全50面の高精細複製品が2012年11月に完成。その全てが方丈の襖として立体的な空間で再現されていて、実物大ならではの迫力と美しさを鑑賞することができます。
〇△?口乃庭
単純な3つの図形は、宇宙の根源的形態を示し、禅宗の四大思想(地水火風)を、地(口)水(〇)火(△)で象徴した物だそうです。
写経道場
写経志納 1名¥1000でした。
法堂(はっとう)の天井画
創建800年を記念して、日本画家 小泉淳作氏によって描かれた「双龍図」です。
大きさは、縦11.4m、横15.7m(畳108枚分)あり、麻紙(まし)と呼ばれる丈夫な和紙に、中国明代で最上の墨房といわれる「程君房(ていくんぼう)」の墨を使用して描かれているそうです。
製作は廃校になった小学校の体育館で行なわれ、構想から2年の歳月をかけて完成したそうですよ。
龍が天井一杯に絡み合う躍動的な構図は、力強く、迫力がありました。
この日は、書家 金澤翔子さんの書品展も行なわれていました。
風神雷神の書も金澤翔子さんの作品です。
法坊には、襖絵の美しい広い畳敷きの部屋がいくつもあり、様々なお庭をゆったりと鑑賞することができます。
畳の上に座り、庭を眺めていると、部屋と部屋の間を、ときおり風が通り抜けるのですが、それはそれは優しい風で・・・涼やかな風鈴の音と、庭の緑、襖絵が見事に調和され、まるで時が止まったかのよう・・・癒されます!あまりの気持ちのよさに、しばらく動くことが出来なくなるほどです。
この空間は、心を落ち着かせ、自分を取り戻す為の場所として、これ以上のものはないと感じるほどでした。
カゼミチから新幹線を利用して1時間30分程です。
桜や紅葉の季節は混雑すると思いますが、今の季節はそんなに混んでないので、ゆっくりとした時間を過ごす事が出来ると思いますよ。
『建仁寺』
京都府東山区大和大路四条下る小松町
TEL:075-561-6363
拝観期間・時間:3月1日?10月31日 午前10時?午後4時30分(午後5時閉門)
11月1日?2月28日 午前10時?午後4時(午後4時30分閉門)
年末拝観休止:12月28日?12月31日