『婚活のひとやすみ』(少子化白書、参議院選挙、夏の高校野球)

婚活をお休みしようと思うきっかけは色々ありますね。

カゼミチの会員様も、思い入れの強かったお相手と破局して意気消沈してしまったり、なかなか思い通りの結果が出ずに諦めモードになってしまったり、仕事の転勤や出張、あまりの忙しさが原因で婚活の時間を取れなくなってしまったり、といろいろあります。

意気消沈や諦めモードは、カウンセラーに思いっきり気持ちを吐き出したり、ときには少し時間を置いたりすることで、またやる気が湧いてきて、がんばって再開される方が多いです。
お仕事については、本当にどうにもならないケースもありますが、どうにか月に1度、最低でも2ヶ月に1度くらい時間を作るやり繰りをしていただいて、なんとか継続されていく方もやはり多いです。

時折、職を失われて、やむなく婚活をお休みするということがあります。
こればかりはどうすることもできず、私たちカウンセラーも、どうか早く新しい職が決まるようにと応援するしかありません。

つい先日、今年の少子化白書が発表されました。
2010年に、生涯独身で過ごす人の比率「生涯未婚率」が、男性が20.14%、女性が10.61%と、いずれも過去最高の数字となったこと、2011年には、女性が第1子を出産する平均年齢が30.1歳となり初めて30歳を超えたことなど、「晩婚化」だけでなく「非婚化」や「晩産化」も加速していることを示す結果となりました。
内閣府の分析によると、「若い世代は雇用が不安定で、所得が低い傾向にあり、こうした経済的理由から結婚に踏み切れない人が増えているのではないか」とのことです。
これから婚活を始めようかどうしようかと悩んでいるお客様から、実際にそうした理由で足踏みしているという声を聞くこともあります。
ちょうど今週末には参議院選挙がありますが、私たちの身近な環境が、仕事にとっても婚活にとっても、より始めやすく、より結果が出やすいものになれば嬉しいですね。

でも、政治や環境のせいばかりにしてはいられません。
現実に、逆境に負けず前向きにがんばっている会員様もたくさんいます。
急な失業から落ち込んでいたのも束の間、職探しに励み見事に再就職をされた方。
やはり失職され、その後なかなか再就職が決まらなかったけれど、「こうなったらなんでもやる!」の精神でアルバイトを始め、なんとそこから正社員に抜擢された方。
見通しが悪いと、なんだかうまくいかない気がしてきて、ついつい諦めモードになりがちですが、コツコツがんばる人は、起死回生を果たすのですね!
そして、長年観察していると見えてきますが、そういうタイプの方は最終的に、婚活そのものも成功させている気がします。

思わぬ壁が立ちはだかったり、気持ちが前向きになれなかったり、なかなか思い通りにならないこともある婚活ですが、そんなときこそタフにいきましょう!

諦めずにコツコツとがんばって、いいお相手を見つけましょうね!

 

余談ではありますが、一昨日、倉敷市のマスカットスタジアムで高校野球を観戦してきました。

後れをとっていても最後まで諦めずに戦う球児たちの姿や、それを応援する仲間たちの姿にも、なんだか重なるものがある気がしました。