休日を利用して、鳥取へ日帰り旅行に行ってきました。
カゼミチ岡山店には、鳥取県在住の会員様も多いので、行き帰りで高速道路と下道を使い分け、鳥取と岡山間の道路事情も確かめてきました。
すると、高速道路を使っても下道を使っても、そんなに大きく所要時間が変わらないことがわかりました(もちろん混雑状況にもよると思います)。
私は、断然下道をおすすめします。基本的に山道ですが直線的で、高速道路で迂回をするよりも、距離はうんと短いのです。間近に屹立する山々の間を行く感じで眺めは美しく、とっても気持ちの良いドライブです。太平洋側から日本海側まで山越えする間に、近くを流れる川は色々な表情を見せてくれます。川下から川上へ、そしてまた川上から川下へと辿っているのだと思うと、なんとも不思議な気分です。途中には、温泉があったり、思わず寄り道したくなるモダンな美術館があったりします。
今回は、往路に高速道路を選びましたので、寄り道はせずに鳥取県へ直行です。
米子ICで降りて、境港市の『水木しげるロード』へ。水木しげるさんは、誰でも知っている「ゲゲゲの喜太郎」の作者ですね。ここは、彼の漫画に登場する妖怪たちのブロンズ像が、全部で153体もある商店街。
こんな感じです。
目玉のオブジェのようなものがあったり、電灯も目玉だったり・・・。水木氏の像もありましたよ。
商店街の中の広場もこのとおり、妖怪だらけです。笑
写真は撮れませんでしたが、砂かけばばあの着ぐるみが歩いていました。人が入っているとわかっていても、なんだかとても不気味で異様な雰囲気でした。運がよければ、このように生きた(?)妖怪達にも遭遇できるようです。
こちらは早々に退散し、沿岸を2時間ほど車で走り、鳥取港へ向かいます。その目的は、海の幸を食すこと!せっかく日本海まで来ているんですから、絶対に外せませんよね!
鳥取出身のカウンセラーに教えてもらった、港の中にある『市場料理 賀露幸』という海鮮料理のお店に伺いました。
このお店の名物で人気NO1という特選海鮮丼定食¥1,890(単品なら¥1,570)です。
こちらは、うに・いくら丼定食¥2,700です。贅沢なお値段ではありますが、ご覧のとおり、うにとイクラが惜しみなくたっぷりと乗っていたので、むしろお得かもしれません。
このお店の入っている『かろいち』という市場では、その日獲れた新鮮な魚介類や、地元の野菜や果物がたくさん並んでいます。威勢の良い売り込みの声が飛び交い、平日だというのに目の前で商品が次々と売れてゆく、そんな活気ある雰囲気を味わうだけでも楽しいと思います。周辺には、他にも市場のようなところが点在していました。
さて、ここから今回の本命『鳥取砂丘』までは、車で10分ほどです。
駐車場に車を停めて、2、3分歩くとすぐに目の前に砂丘が広がります。
地平線辺りの人は豆粒のように見えるほど、砂丘は彼方まで続いています。
もっとこじんまりしたものを想像していた私は、その広大さに驚き、正直結構感動しました。
いくつか写真を載せますが、その広大さ、砂を踏みしめる感覚、裸足で歩いたときの大地の熱さ、急勾配を登り下りするときの大変さ、砂混じりの風・・・は、とても写真では伝わりませんので、是非是非、直接感じに訪れてみてください。
砂丘とはいえ、緑の草が生えているところや、水が溜まっているところもありました。
急な坂を登ってみようとしたのですが・・・
足の甲に降りかかってくる砂の熱さに耐えられず、慌てて駆け下りる羽目に。笑
傾斜の急な斜面は諦めて、ゆるやかなところから丘の上に上がると、眼下に広がるのは広い海。絶景です!
しばらく丘でぼーっとしていると、パラグライダーをしている人たちがいることに気がつきました。
帰ってから調べると、周辺には、半日から気楽に参加できるパラグライダーのスクールがいくつかあるようです。
他にも、サンドボードというスノーボードに良く似たスポーツの体験もできるようです。
どちらも数千円から参加できるので、アクティブ派なお二人のデートにいかがですか?
もう少しのんびりしたい、でも何か思い出を残したい、というお二人は、らくだに乗って優雅にお散歩というのもいいかもしれません。確か、二人乗りで¥3,000くらいでした。
いずれにしても、一度下調べをしてみてくださいね。
今回の旅路では、あちらこちらで真っ赤な彼岸花が咲いていました。こんな日帰りデートにも、婚活にも、快適な秋がやってきましたね。
[住所]鳥取県鳥取市賀露町西3-27-1 海鮮市場かろいち内
[定休日]なし
[TEL]0857-32-0811