少し前になりますが、都会に住む女性が地方で結婚相手を探す婚活ツアーが増えているという内容の記事を、新聞で読みました（2015年3月3日朝日新聞）。
都会に住みたがる都会派女性と、地方に住みたがる地方派女性、婚活の現場に携わっていて多いと感じるのは、いまのところ都会派なので、個人的には大歓迎な傾向です。
ただ、ちょっと気になる点もありました。同記事内にあった、都会での生活や人間関係に疲れてツアーに参加する人が多いという部分です。
都会の生活に疲れたということは単にきっかけで、そこから色々考えた結果の、「地方がいい」という積極的な選択ならいいのですが、そうではなくて、都会に疲れたから単に「別の場所へ」という逃避になってはいないだろうかと、おせっかいにも心配してしまいます。
どこに住んでも、そこでの生活を築くためには、仕事もお金も人間関係も必要で、苦労もあるでしょう。もちろん苦労ばかりではなく、都会には都会の楽しさや便利さが、地方には地方のゆとりや安らぎがあるでしょうが、いずれにせよ、新天地での生活をスタートするには、それなりの覚悟がいるだろうと思います。
だけど、本当に好きな人と居られる場所は、そこが都会であっても地方であっても、理想郷なのだろうとも思います。
「住む場所がどこであっても、この人と一緒にいれば楽しいし安心♪」と思える人と出会うため、それこそあまり地域にこだわらず、相手の人柄をしっかり見極める婚活をしてくださいね！