【婚活知恵袋】婚活と親の介護の狭間で

最近、ご紹介のため、ある女性会員さんにお電話したところ、「とても良い条件の方なので、本来なら是非お会いしたいところなのですが、近頃、母のもの忘れがひどく、認知症かも知れません。今は、そのことで頭がいっぱいで、お見合いの気持ちになれないんです。」とのお返事が返ってきました。

結婚を考えていても、年月が経つことにより、状況が変わってしまって、身動きが取れない状態に陥ってしまう、そんな方が増えているような気がします。

今は、30代後半になって、やっと重い腰を上げ、40才前後で本気を出して婚活する人が、多くなってきています。そして、50代を前にすると、「どうしよう、もうこのままなのかな?親も高齢になってきて、介護のことを考えると実家を離れられないし…」と悩み、婚活への気持ちにブレーキが掛かってしまうという現状です。

でも、よ―く考えてみて下さい!

一人で家計を支え家事と介護が重なると、本当に大変!!それでも、ご本人がお元気なら、まだ救いがあります。いつか、ご本人が体調を崩されたらどうなるのでしょう?

そんな事を想像すると、やはりパートナーの存在は大きいと言えます。何もかも一人で背負うというのは、肉体的にも精神的にも過酷すぎると思うのです。相談する相手が傍にいてくれるだけでも、ずいぶん心丈夫なものですし、寄りかかったり、支え合う人がいることが、どんなに有り難いことかを実感するでしょう。

もちろん、そんな時に備えるためだけに、パートナーを見つける訳ではありませんが、現実を考えると、避けられない問題でもあると思うのです。

こんな状況に陥らないためにも、一日でも早くパートナーを見つけるべく、婚活にもっと熱意を持っていただけるよう、切に願わずにはいられません。

そして、会員さんの思いに寄り添い、お手伝いする私たちスタッフの責任の重さを改めて痛感しました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です