結婚情報誌というと、みなさんはどんなものを思い浮かべますか?
誰もが知っていると言ってもいいほど有名なのは『ゼクシィ』でしょうか。ほかにどんな雑誌があるのか調べてみると、本当にたくさんあって驚きます。ゼクシィの姉妹誌の『ゼクシィPremier』。『25ansウェディング』『CLASSY.WEDDING』『ELLE mariage』など有名雑誌のウェディング版、ほかにも『MISS Wedding』『HARTHA STEWART Weddings』など、調べると次々と出てきて挙げきれないほどです。
それでは『希望』という雑誌はご存知でしょうか?
実はこちら、戦後間もなくに売られていたていた結婚情報誌です。「男女交際欄」というコーナーには、出会いを求める人達の情報がズラリと並んでいて、発行部数も10万部以上だったとのことで、かなりの人気ぶりがうかがえます。
そんな結婚情報誌『希望』が主催する超大規模な「集団見合い」(いまでいう「婚活パーティ」というところでしょうね)が、昭和22年11月6日に行われたそうです。場所は多摩川河畔、戦争で婚期を逃してしまった20代から50代の男女が、なんと386名も参加したとのこと。会場で相手を探して、最後に最高3人の候補者に申し込むというもので、マスコミにも大きく取り上げられたそうですよ。
そして現在も、11月6日は「お見合い記念日」とされているのです。