お見合いで相手から断られたとき、その理由を知りたい人もいれば、知りたがらない人もいます。それなりに楽しく話すことができたと思っていれば、なぜ断られたのか、疑問に思うのはもっともですし、納得いく理由を聞きたいと思うでしょう。逆に、知りたくないという人は、断られただけでもショックなのに、その事実を念押しするように理由を突きつけられるのはたまらない、といった気持ちでしょう。
お見合い当事者に「知りたい」「知りたくない」があるように、カウンセラーにも「伝えたい」「伝えたくない(伝えられない)」があります。断られた原因が修正できるような種類のものなら、次回以降のお見合いでは修正して臨んでほしいし、当人の努力ではどうにもならない種類のものなら、伝えるだけ無駄ということになります。
お断り理由は伝えない、という方針を採っている結婚相談所もありますが、これは断られた側を刺激しないようにするためでしょう。カゼミチは一律の方針を採らず、個々に対応を変えています。同じ失敗を繰り返したくないから、と真面目にノートを取るような会員もいれば、あくまで自己流を貫く会員もいるため、それぞれの婚活が満足のいくものになるよう柔軟なカウンセリングを心がけています。