カゼミチでお見合いし、意気投合すれば、結婚に向けての交際が始まります。この交際期間中は、毎日、直接会ってお互いの理解を深めるのが理想ですが、実際にはなかなかそういうわけにもいきません。
そこで、会えない日は電話やメールでやり取りすることになりますが、これがうまくいかないために、交際が終わってしまうことがあります。それも、携帯電話の操作に関するごく初歩的なレベルでの不調が原因で、破局になる事例が散見されます。
具体的にどんな不調なのか、以下に代表的なものを挙げてみましょう。
①故障
機器の故障それ自体は致し方ないものの、それが相手に伝わらないと、さまざまな誤解を生みます。できるだけ早く、お相手かカウンセラーに事情を伝えましょう。
②電源オフ
電源が入っていない、電池切れになっている、という状態が何日も続くのは問題です。ふだんはあまり携帯電話を使わない人でも、交際期間中は注意深く握り締めていましょう。
③返信がない
返事がない、返信が遅い、というのは最も多い苦情のひとつです。どんなに仕事が忙しかったりしても、1日に1回は携帯電話をチェックして返信する習慣をつけましょう。
④聞こえにくい
電話の声が大きすぎる(小さすぎる)人がよくいます。聞こえにくいと、だんだん連絡が億劫になります。たいていは携帯電話の持ち方の問題なので、適宜微調整しましょう。
⑤言葉足らず
メールやラインの場合、短文でニュアンスが伝わりにくいことがあります。顔文字やスタンプなどを駆使して、できるかぎり感じよくすることを心がけ、言葉足らずを補いましょう。
二人の距離を縮めていこうという時期に、「通じない」「通じにくい」では、何もいいことはありません。離れているときほど、相手に不安を与えないよう意を尽くしたいものです。