交際3ヶ月半のカップルが、もうすぐ成婚来社される予定です。
今日は、二人が幸せを掴むまでの軌跡を紹介したいと思います。
女性は、とても優しくて真面目な方ですが、自分が傷つかないようにと自ら壁を作り、中に踏み込まれないようにしてしまう傾向がありました。
自分の事をあまり話さない方だし、どんな人だったら彼女の良さを分って貰えるだろう?と日々模索していました。
男性は、性格の良さは伝わってくるけれど、どこか他人が入り込めない、やはり壁を作ってしまうところがあります。一見、クールな印象だけど、本当は心の優しい温かい人。こんな彼の良さを分って貰うためには、時間が必要でした。
そんな二人が交際をすることになり、男性には「とにかくあせらずに、ゆっくりと交際をしてほしい」と、何度もお願いしました。
男性はそれをしっかり守って、彼女のペースに合わせてくれました。
相手の立場になり、優しく寄り添い、その時その時の思いを、ちゃんと口に出して伝えてくれる男性に、いつもの彼女なら、『私なんか・・・』と、自分の気持ち を押し殺してしまうところを、勇気を出して彼の優しさを信じてみようと、少しずつ自分の気持ちに素直になれたようです。
10日に一度の交際状況の連絡も二人が同じ日にくれて、順調に交際が進んでいることを感じ取ることが出来ました。何気ない会話の中で、少しずつ変わっていく彼女の変化に私も心踊る気分でした。
ストレートに気持ちを表現してくれる彼に対して、最初は戸惑いを隠せなかった彼女も、時間をかけてゆっくり向き合ってくれる彼を、心から信じることが出来たのでしょうね。
メールや電話があまり好きではなかった彼女が『彼からのメールが楽しみなんです。今までは面倒だなぁと思っていたのに・・・びっくりですよね!』と自らの変化に驚いていました。恋をしている証拠です。
彼からのプロポーズにも即答で返事をしたそうです。
これから、ご家族に挨拶に行ったりすることに、『自分の事とは思えないほど緊張してる・・・。幸せなことなのでいいんですけどね(笑)』と、茶目っ気たっぷりに話してくれました。以前の彼女からは想像できない言葉でした。
『お互いが相手の立場になって歩み寄る事が大事』、二人の交際を見守りながら再確認しました。どちらか片方だけではダメで、ゆっくりでも相手のペースに合わせ ていく努力をすることで、徐々に相手も追い着き、そして二人だけの心地よいペースが生まれてくるのではないでしょうか。
恋に対して不器用な二人が一生懸命相手と向き合った結果、実を結んだのです。こんな二人に拍手を贈りたい気持ちでいっぱいです。
私達カゼミチスタッフにとっても、『成婚』は特別に嬉しいものです。
決して平坦な道のりばかりではないと思いますが、その先にある幸せを掴むために、努力する気持ちを忘れず頑張ってほしいと願っています。