受け入れるということ

『先ず相手を受け入れて、自分から寄り添う事』
先月、成婚退会した男性に【成婚にたどり着くための秘訣】について答えて頂いた言葉です。

この男性の活動を振り返ってみると、いつも相手を受け入れるという姿勢で向き合っていた姿が、印象に残っています。
お仕事が忙しかった女性とは、電話をしても中々話せなかったり、会う約束をしていてもキャンセルされたり、それでも「お相手に迷惑になっていないか」と相手のことを気遣っていました。
又、ある女性とは、仕事のことや家のことの愚痴を聞くことが多かったようですが、「僕に話すことで、少しは気が晴れてくれてたらいいんですけど」と言われていました。

先ず、相手を受け入れ向き合っていく姿勢で、女性のいい所を見つけていく。
そんな方だからこそ、自分に自信が持てず「私なんかが幸せになれるはずがない」と言われていた女性の頑なな心を、解きほぐすことが出来たのだろうと思いますし、相手のペースを見て焦らせることなく受け入れたからこそ、迎えられた成婚だと思います。

受け入れるということは、言葉で言うほど、たやすいことではないと思います。
お見合いの場合、条件を言えるからなのか、結婚に対して自分の思いを強く訴えてくる方もいます。もちろん、思いや理想だけではなく、今ご自身をとりまく環境 や問題があるからお相手を受け入れにくくなり、条件優先のケースもあります。ご両親・子供・跡取り・・・など様々です。
変えられない状況、とりまく環境の問題への思いは、よく分ります。
ただ、もう少し…その方の人柄に触れて、受け入れてみるということを意識してみませんか。
理想を追い求め、条件に合った方を探し続けるより、先ず相手を受け入れて、自分から寄り添う姿勢で出会った方が、本当に自分に合うパートナーに出会える可能性は高いと成婚カップルを見て思うのです。

ちなみに、この男性は三人兄弟の長男(妹二人)ですが、母一人・娘一人のこの女性の家で生活することを提案しています。
そして、成婚来社の時に「こんな僕でも頼ってくれるのでしっかりしなきゃと思わせてくれる女性なんです。何か意見が食い違ってもしっかり話し合えて、この女性となら乗り越えていくことが出来ると思います。」と、力強く語った言葉に、二人の強い絆を感じました。

どうか皆さんも条件・理想にとらわれ過ぎずに、強い絆で結ばれるお相手を見つけて下さい。
『先ず相手を受け入れて、自分から寄り添う事』
そんなことから二人の距離が近づき、お互いを理解する事が出来るようになる
のではないでしょうか。
これから婚活をする上で、少し意識してみて下さい。そして、悩みが多くなり、考える事も増えてきたりすることもあるかも知れないですが、私達と一緒に頑張っていきましょう。