コミュニケーションは技術

『恋愛において、社会人の多くは、「出会いがない」ことに悩んでいます。本来なら、チャンスがなければチャンスをつくればいいのに、そのつくり方がわからない。経験値が足りないから、ますます臆病になり、人づきあいの技術も一向に向上しない。
コミュニケーションのうまい・ヘタは、もって生まれた「性質」ではありません。あくまでも技術でしかなく、しかもその技術はトレーニング次第でいくらでも伸ばすことができるのです。
本当に多くの人が、コミュニケーションに悩んでいます。ですが、「コミュ二ケーション=技術」であることに気づきさえすれば、行動したぶんだけ能力は伸びていきます。そんな気づきのきっかけに、本書を役立てていただければ幸いです。』
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『心をつかむ心理術』というタイトルの本の“はじめに”で綴ってる文章の一部を少しだけ抜粋させて頂きました。著者は、現在「ナンパ塾」塾長の草加大介さんです。
こ の方もまた「なぜ、こんなに人と接することがヘタなの?」かと悩んでいた時期もあったそうですから、誰もが最初からコミュニケーション上手ではないんだと いうことを理解し、そしてご自身の中の「私はコミュニケーションが下手だから人付き合いも下手」だという思い込みを取り払って頂きたいです。
「人 づきあいが下手」という思い込みは、「風邪」のようなものと例え、風邪だから確実に治るということも言っています。なので、最初から上手くしようと焦らな い。そして、風邪には夏風邪のように長引くものもあります。早くにコツをつかみ、スムーズな会話が出来るに越したことはないのですが、その方それぞれです。ただ、最初にこの著者が言われてるとおり、「コミニュケーション=技術」ですから、諦めずトレーニングして頂きたいと思います。

私たちカウンセラーも、会話そのものに慣れて頂く為に「会社で自分から話しかけてみて」「ご近所の方とも積極的に挨拶を交わして」「カゼミチに何度も通って(笑)」など、色々なことを伝えさせてもらってます。

最近、成婚報告を頂く度に強く思うのですが、婚活において、とにかく『諦めない』ことの大切さを実感しています。成婚を迎えたお二人の活動を振り返ってみると、本当に色々な思いや努力をされてこられた日々を思い出すのです。ただ、“今の自分を変えようとしないままで諦めない”という事とは違います。先ず、自分を変えてゆく為の努力も必要、そのひとつにコミュニケーションのトレーニングを一つ付け加えて考えてもらえたらと思います。