『結婚しない』70点の恋人が欲しかったら自分が70点にならなくてはなりません

『結婚しない』という、ちょっと気になるドラマがフジテレビ系で始まったみたいです。
30代40代女性の未婚率が過去最高記録を更新している現代に即したテーマということで、その年代の未婚男女の結婚観を描いたドラマだそうです。

脚本監修を手がけたのが早稲田大学国際教養学部の森川友義教授という方で、教鞭をとっていらっしゃるのが「日本政治」や「国際機構論」といういかにも難しそうな科目と並び、もう一つがなんと「恋愛学」という科目とのこと。
教授のオフィシャルサイトによるとそれは、ちまたで使われる「恋愛学」という言葉とは明確に線引きをした、「ホモサピエンスの恋愛を科学的に研究する学問」なんだとか。
なんだか難しそうに見えますね。
でも、さすがは「恋愛」という普遍的で庶民的なテーマだけあって、とてもわかりやすく説明が続いていました。
「恋愛バブル現象」とか「恋愛の賞味期限」とか「浮気市場」とか、なんだかおもしろい単語が沢山出てきましたよ。興味があったらオフィシャルサイトを検索して覗いてみてください。
ちなみに「恋愛学」と「結婚学」という言葉は、森川教授の研究所が商標登録されているそうです。

ドラマ紹介のニュース記事に、宣伝イベントの中で森川教授が言われた言葉が紹介されていました。
「99点は99点同士、60点は60点同士。50点の人が70点の異性と恋愛関係になることはありません。70点の恋人が欲しかったら、自分が70点にならなくてはなりません。または、自分の期待値を下げるか、です」。
なかなかシビアな言葉ですね…。
ですが、的を射ているとも思います。
婚活中は、ついつい自分のことを棚に上げて、相手への要望に目がいきがちですからね。
点数で語られるとちょっとピンとこないかもしれないですが、相手に見た目の良さを求めるのなら自分もオシャレをするとか、相手に収入を求めるのなら自分も社会なり家庭なりで責任感を持った仕事をするとか、相手に優しさを求めるのなら自分も相手を思いやるとか、多分そういうことなんじゃないかと思います。
うんうん、と頷いてしまいました。

そんな教授が手がけられたこのドラマ、どんな内容なのかちょっぴり気になりますね。
毎週木曜日22時〜だそうです。