【婚活知恵袋】沈黙は怖くない

「話をかぶせてくる」
「話を最後まで聞かずに答えようとする」
「よく聞かないから早とちりが多い」

お見合いに限らず、日常的なやり取りにおいても、よくある指摘です。相手の話を遮った挙句に見当違いの返答をしてしまっては、好感を持ってもらうことは難しいでしょう。

もちろん、お見合いの場でこれを意図的にやる人はいません。無意識のうちにやってしまっているのです。

理由は簡単。沈黙が怖いからです。少しでも間を空けると、気まずい空気が充満してしまうのではないか、とは誰もが思うことです。

それに対し、カウンセラーはこんなふうにアドバイスします。

1、「話す」と「聞く」のバランスは半々
2、意識的に一呼吸置いてから話し始める
3、お見合いは緊張して当然

一方がサービス精神を発揮して熱心に話しても、他方にとっては独演を聞かされているだけ、では双方ともがっかりです。しゃべりすぎてしまう人は、「いい聞き手」になることをめざしましょう。「いい聞き手」とは、相手の関心事を引き出し、間を作って、相手が気持ちよく話せるよう、聞き役に回れる人のことです。

お見合いは電話などと異なり、お互いの表情が見えるやり取りですから、会話が途絶えたからといって、とたんに空白の時間が現れることはありません。相手が話し終わったことを確認しつつ、念押しでさらにワンテンポ遅らせてから話し始めましょう。

そもそもお見合いというのは、ぎごちなく、たどたどしい対面になるのが普通ですから、気詰まりな時間をゼロにしようなどと気負う必要はありません。むしろ、それだけで破談になることはない、と安心して臨んでほしいところです。

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