【婚活知恵袋】3つの「H」

カゼミチに来られるお客様の中には、他の結婚相談所で活動していた、あるいは、現在も他の結婚相談所で活動している、という方が少なからずいらっしゃいます。

カゼミチとしては、乗り換え、掛け持ち、比較検討、いずれも大歓迎ですが、同時に、他社での活動経験を聞かせていただく貴重な機会でもあります。

先日ご来社いただいたお客様(Aさん)から、「他の結婚相談所で10年間活動していたが、お見合いが3~4回しかなかった」と不満の声を聞きました。

なぜこんなことになるのでしょうか。当人の活動態度などに問題がなく、結婚相談所の側にも不誠実な対応がなかったとすれば、次の2つの理由が考えられます。

①その結婚相談所のシステムそのものがよくない。
②その結婚相談所のシステムが当人と合っていない。

①については、多くの結婚相談所に共通する問題点と言えます。具体的には、サービス内容が「情報の提供」にとどまり、「出会いの提供」を保証していない、という点です。お相手に関する情報は提供するが、お見合いの実現については当人たち次第、これではなかなかお見合いに至りません。

②については、紹介方法が問題になります。仲人やカウンセラーを介さず、紙面上やコンピュータ上の相手情報を見ただけで、お見合いするかどうかを判断する、という方式では、条件ばかりが先行してしまうため、よほどの好条件の持ち主でない限り、お見合いに行き着くことができません。

Aさんが活動していた結婚相談所を調べてみると、出会い保証・お見合い保証といったものはありませんでした。

また、Aさんはさほど条件が悪いわけではありませんが、特別良いということもないため、データマッチングでは埋没してしまいがちです。「お見合いする前に断られてしまう」との言葉もあったように、仲人やカウンセラーによる人的介入がないため、門前払いが頻発してしまうのです。

Aさんには気の毒ですが、「10年間でお見合い3~4回」という事態は、起こるべくして起こったと言わざるを得ないところがあります。

結婚相談所を選ぶときは、ぜひ「時間」「料金」「サービス内容」の3つの兼ね合いに注目してみてください。「このサービス内容なら、この料金にも頷ける」とか「金銭的に厳しいから、時間がかかってしまうのも仕方ない」といった納得感が大切です。

「How long(時間)」
「How much(料金)」
「How to(サービス内容)」
これら3つの「H」のバランスに納得できれば、きっと満足のいく婚活になるはずです。

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